コーヒーの事と雑多な話

2023限定焙煎

はつ春ブレンド

470回目の限定焙煎はブルーマウンテンNO1ブルーバロンとはつ春ブレンドです。 年の瀬が近づくにつれ、段々と高額の豆が限定に使われ始めます。 それに伴い焙煎する方にもプレッシャーが序々に高まって来るのです。 高額の豆だからという事もあるけど、 それ…

クリスマスブレンド

469回目の限定焙煎はインドネシア ガヨマウンテンとX'mas Blendです。 今年の限定焙煎も終盤に近づき、今まで19個の限定ブレンドを作りました。 色々な名前のブレンドを作りましたが、その名前を正確に呼んで貰えなかったブレンドもありました。 そんな名前…

「キッパリと冬が来た」

468回目の限定焙煎はエルサルバドル マラカラ農園と「きっぱりと冬が来た」です。 以前、モーツアルトの交響曲を聴いていたら気分が乗って来て、 思わず手を振り上げ、指揮者気取り。 しかもそれを人に見られるという恥ずべき事があった。 それ以来、血迷う…

467回目の限定焙煎はインドネシア フローレスと冬はじめブレンドです。 いつの頃からだろう、ふと気が付くと眉間に皺が入っていた。 最初はうっすらだったのが徐々に深くなり、今に至る。 みうらじゅん氏が眉間の皺の事を「ミジワ」と言っていたのでそれに習…

晩秋ブレンド

466回目の限定焙煎は雲南 天空農園と晩秋ブレンドです。 最近急激に声が出にくくなった。 声のトーンが低くなったように思う、声に張りがないのである。 その事が良く分かるのが電話の応答に出た時だ。 「はいあらき屋コーヒーです」の声が割れ鍋の底から出…

秋物語

465回目の限定焙煎はニカラグア サンタアナと秋物語です。 右手親指の爪が横方向に割れ始めた。 しかも割れる方向が悪く、このままだと痛くて豆の選別が出来なくなる。 最悪、出血するかも。 取り敢えず爪の形にセロテープを切って貼るが、水仕事をする度に…

「白露の頃」

463回目の限定焙煎はザンビア NCCL農園と「白露の頃」です。 今日も一日無事に仕事を終えた。 やれやれと洗面所で手を洗っていると、 台所の方から「私もどっこいしょと言っちゃった」と妻の一人言が聞こえて来た。 「私もどっこいしょ」って何の事だろう。 …

「森を歩こう」

460回目の限定焙煎はコスタリカ ジャガーハニーと 「森を歩こう」です。 田舎の方では1960年代までハンドル式黒電話だった。 それは電話機の横に付いたハンドルを回して発電し、 電話局の交換手を呼び出す仕組みの電話機で、 電話機も少なかったからその頃の…

42年ブレンド

あらき屋コーヒーが出来て42年が経った。 その当時ピカピカだった家々も草臥れ、 主の居なくなった家は取り壊され新しい家に替わって 少しずつ世代交代が進んで行く。 42年も経つのだ。 私達も草臥れるのは仕方がない。 先日、新しい豆のカッピング(試飲)を…

悲愴と熱情

458回目の限定焙煎はパプアニューギニア シグリ農園と「悲愴と熱情」です。 朝から鼻の調子が悪い。何度も鼻をかむから鼻がヒリヒリしてきた。 スーパーの安売りティッシュペーパーを買った事を今頃になって後悔し始めていた。 あの時、ケチらずに思い切って…

タイ ドイパンコン ナチュラルと五月雨ブレンドです

457回目の限定焙煎はタイ ドイパンコンと五月雨ブレンドです。 家の電話は最近、留守電にしているので間違い電話は留守電に入ってる事が多いが、 直接出る事は無い。 店に掛かって来た場合はこれはもう100%出る事になる。 先日、珍しく店の方に間違い電話が…

たらちねーぜブレンド

456回目の限定焙煎はホンジュラス エル・グアヤボとタラチネーゼブレンドです。 明日は新聞が休みのようだ。 いつものラテ欄の所が全面広告になっている。 新聞が休みの日はまるで雨の日曜日のように悲しい。 ところでこの忌々しい全面広告は何だと見ると、 …

春うららブレンド

455回目の限定焙煎はコスタリカ エレ農園ハニーと春うららブレンドです。 前回の「せぇ」から3年後。 その当時、大阪に住んでいた姉の所に遊びに行ったときの事だった。 彼女の買い物に付き合って近くのマーケットの八百屋に行くと、 そこのおばちゃんが 「…

桜の丘ブレンド

454回目の限定焙煎はインドネシア ジャワ ティピカ アスリ ナチュラルと 桜の丘ブレンドです。 昔々の話。 それは私が中学一年の時だった。 社会の授業中に先生が言った話を良く覚えている。 「君達の先生はせんせいではない、しぇんしぇいだ」 その時のクラ…

お祝いブレンド

453回目の限定焙煎はニカラグア サンタ・アナとお祝いブレンドです。 朝ドラの作中に出て来る短歌が気になり、誰が作ったのか調べてみました。 脚本家の桑原亮子さんが短歌も手がけているとの事、歌人でもあったのだ。 その短歌の感想を俵万智さんがツイッタ…

春一番ブレンド

452回目の限定焙煎は東ティモール マイクロロットレヌマタ村と 春一番ブレンドです。 以前、ハワイコナ島でコーヒー農園をされている日本人農園主の話がとても面白かったのです。 この農園ではピッカーさん(実を摘む人)を南米からの出稼ぎに頼っている。 …

バレンタインブレンド

451回目の限定焙煎はエクアドル グレートマウンテンとバレンタインブレンドです。 冬の仕事着にはトレーナーが一番のお気に入りだった。 コーヒーの粉が付けば払うと取れるし、洗濯も簡単だ。 しかしながら長年愛用していたらさすがにくたびれて来た。 襟首…

Wの悲劇

450回目の限定焙煎はタイ ドイパンコンと「冬のレジェンド」です。 Wの悲劇。 ラジオからwの悲劇が流れている。 薬師丸ひろ子の素直な歌声が素晴らしい。 松本隆作詞、ユーミンの作曲だった。 薬師丸といえば、探偵物語の主題歌「すこしだけやさしく」も良か…