コーヒーの事と雑多な話

タイ ドイパンコン ナチュラルと五月雨ブレンドです

457回目の限定焙煎はタイ ドイパンコンと五月雨ブレンドです。

 

家の電話は最近、留守電にしているので間違い電話は留守電に入ってる事が多いが、

直接出る事は無い。

店に掛かって来た場合はこれはもう100%出る事になる。

 

先日、珍しく店の方に間違い電話が掛かって来た。

「はい、あらき屋コーヒーです」

「あらき屋さんですか?」

若い男の声で返答があった。

 

あらき屋さんという言葉に違和感を感じたが、

そう呼ぶお客様も多いので気を取り直して

「はいあらき屋です」と答えると、

「ロースカツ弁当を二つお願いします」

と言うのであった。

 

想像を超える言葉に一瞬絶句したが、

直ぐに気を取り直し

「違いますよ、あらき屋コーヒーです、コーヒー豆屋です」

と言うと男性は直ぐに

「あっスミマセン、間違えました」

と言って電話を切った。

 

ロースカツ弁とはちょっと贅沢だ。

いっそ「ハイ畏まりました、ロースカツ弁お二つですね」

と言って注文を受ければよかったなぁ。

首を長くして待っているだろうか。

 

後であらき屋という弁当屋さんを探して見ると

北関東にはあったが鹿児島では見つけられなかった。

一体何処にあるのだろう、気になる。

私もロースカツ弁を注文しようと思うのだが。

タイ ドイパンコンのナチュラルと五月雨ブレンドです。

 

2022のnew cropを頼みたかったのですが余りの価格上昇にあきらめ、

2021年産のドイパンコンナチュラルにしました。

円が弱いせいか、タイ ドイパンコンの評価が上がったのか定かではありませんが、

もうテーブルコーヒーの価格ではなくなってきました。

日本のコーヒーは他国に買い負けて品質の劣る豆しか買えなくなるかもと

心配しています。

2年前の豆をパーストクロップと言いますが、

ニュークロップに比べ若干香りや個性が弱まります。

逆に言えば口あたりが柔らかくなりマイルドになります。

ドイパンコンの豆はマイルドで飲み易いコーヒーです。

必ず一年に一回は使う程気に入ってますがひょっとして

もう使えなくなるかも知れません。

このユニークな風味をぜひ味わって見てください。

生産国 タイ 

地域 チェンライ ドイパンコン 

品種 カツアイ、ティピカ、チェンマイ 

プロセス ナチュラル精製 

ロースト シティーロースト