コーヒーの事と雑多な話

「キッパリと冬が来た」

468回目の限定焙煎はエルサルバドル マラカラ農園と「きっぱりと冬が来た」です。

 

 以前、モーツアルト交響曲を聴いていたら気分が乗って来て、

思わず手を振り上げ、指揮者気取り。

しかもそれを人に見られるという恥ずべき事があった。

 

それ以来、血迷う事がないようにクラシックのCDは遠慮していた。

クラシックのCD自体さほど持っている訳でもないので聴かなくても

さほど気にならず、他のジャンルの曲で充分楽しんでいた。

ところがである、何の気なしにラジオのスイッチを入れると突然流れて来るのだ、

危ない曲が。

 

特にドヴォルザークベートーヴェン交響曲の第四楽章が流れて出したら、

いつの間にか手を振り上げて、阿波踊りみたいな事をやっているのである。

 

昼間だったら店の中が暗く外から見えにくいからまだ良いけど、

夜になったら最悪で、外の景色はまったく見えず、

店内は煌煌と明るいので何をしているのかよーく見えてしまうのだ。

 

変な踊りをやってる変なおじさんの店と思われるのはちょっと困るのである。

今回はエルサルバドル マラカラ農園と「きっぱりと冬が来た」です。

 

ポピュラーな産地、エルサルバドルの豆ですがなんと二年ぶりでした。

最近は中煎りにする豆が続いたので、今回はサルバドルで深煎りのローストにして、

豊かなコクとチョコのようなフレーバーを楽しみましょう。

という事で作った今年の「きっぱりと冬が来た」です。

苦味と甘味の絶妙なハーモニーと口に含んだ時のチョコのようなフレーバーを

ぜひ味わって欲しいのです。

11月のきりっと晴れ上がった季節におすすめの豊かなコクと香りのマイルドコーヒー。

 

生産国 エルサルバドル 生産地 サンタアナ火山斜面 

農園 マラカラ農園

農園主 ギジェルモ・アルパレス 

品種 ブルボン

標高 1370~1800m 

プロセス ウオッシュド

焙煎度 City~Full CityRoast