コーヒーの事と雑多な話

467回目の限定焙煎はインドネシア フローレスと冬はじめブレンドです。

 

 いつの頃からだろう、ふと気が付くと眉間に皺が入っていた。

最初はうっすらだったのが徐々に深くなり、今に至る。

みうらじゅん氏が眉間の皺の事を「ミジワ」と言っていたのでそれに習って

「ミジワ」と書きます。

「ミジワ」といえば天知茂さんである。

彼に「ミジワ」がなければ、まるでクリープのない何とかだ。

(懐かしい昭和のCM)

東大寺広目天のミジワにグッと来たみうら氏は、

初めて見たテレビの天知茂さんのニヒル&ミジワに「あっ広目天」と思ったと

言っていた。

 

そうなのだよ、あの二人のミジワはミジワ界のグランドキャニオン、

世界遺産のミジワなのだよ。

で、私のミジワですけど小心者のミジワなのだ。

毎日綺麗にハンドピックしているか、焙煎はこれでいいのか、

味はこれでいいのかという自信のなさの産物なのである。

しかも今付けてる眼鏡は鼻あてがないタイプなので、

フレームのせいで横皺が入ってたてたてよこの妙なミジワなっている。

グランドキャニオンどころかシラス台地の谷みたいな冴えないミジワなのである。

今回はインドネシア フローレス バジャワと冬はじめブレンドです。

インドネシアは良い豆が取れる産地です。

特にスマトラ島のマンデリンが有名ですが、コモド大トカゲで有名なフローレス島も良い豆が取れます。

マンデリンと比べフレーバーや味が柔らかく感じます。

ローストも中煎りですので尚更です

深煎りマンデリンが苦手な方にも受け入れて貰える味、

フローレス島の「柔らかさ」が印象的なコーヒーです。

この豆は2013年10月以来の久々の登場です。