コーヒーの事と雑多な話

秋物語

465回目の限定焙煎はニカラグア サンタアナと秋物語です。

 

 右手親指の爪が横方向に割れ始めた。

しかも割れる方向が悪く、このままだと痛くて豆の選別が出来なくなる。

最悪、出血するかも。

取り敢えず爪の形にセロテープを切って貼るが、水仕事をする度に剥がれてしまう。

親指にぐるりと絆創膏を貼れば手っ取り早いが、感覚が鈍るので仕事にならない。

アロンアルファを直接塗ってみたが効果はない。

そこで思いついたのがセロテープを爪に貼って、

その上からサジカルテープを爪の形に切って貼り、

さらにアロンアルファを塗布してみた。

サジカルテープとアロンアルファだけではちょっと怖かったので、

セロテープでいつでも剥がせるようにしたのだけど、

これは大当りでした。

水仕事しても三日も持ったのです。

剥がれる度に作り直し、

ひと月近く頑張ったのですがとうとう爪は折れてしまいました。

でも大丈夫、

その頃には、折れても仕事に差し使えないくらいまで伸びていたのです。

使える奴、アロンアルファの話でした。

ニカラグア サンタアナ農園と秋物語です。

 

ちょっと影が薄いニカラグアは中米にある国で、

ホンジュラスコスタリカに挟まれた国。

味も周辺国ににて明るく香りの良いコーヒーですが

コスタリカよりやや味が強め。

ちょっと深めのローストなので柔らかなコクと口あたりの豆になっています。

でもそこは中米の豆、やはりフルーティーな風味のソフトなコーヒーに

仕上がっています。