コーヒーの事と雑多な話

クリスマスブレンド

469回目の限定焙煎はインドネシア ガヨマウンテンとX'mas Blendです。

 

今年の限定焙煎も終盤に近づき、今まで19個の限定ブレンドを作りました。

色々な名前のブレンドを作りましたが、その名前を正確に呼んで貰えなかったブレンドもありました。

そんな名前を正確に呼ばれなかったブレンド

ワースト1位は「きっぱりと冬が来た」です。

 

だいたい「冬が来た」を下さいと言う方が多く、

「冬が」とか「さっぱり」下さいと言う方も居てフルネームで

注文してくれる人はごく僅か。

 

私としては「きっぱり」下さいときっぱり言って貰いたかったけど、

こればかりはしょうがない。高村光太郎先生にご免なさいである。

 

2位は「悲愴と情熱」何の事か意味不明の方が多く、

どういう意味?と尋ねるお客様続出。

ベートヴェン先生にご免なさいである。

 

そして3位は「ダンディーパパブレンド

これは一応ちゃんと呼んで貰えるのだが、男性客のちょっとはにかむような、

躊躇するような反応で、ダンディーを抜いてパパブレンドと呼ばれてしまうのが残念です。

 

4位は意外にも今年最後のブレンド「初春ブレンド

読み間違いが多くしょしゅんブレンドと呼ばれるのがちょっと口惜しい、

送り仮名もいれているのに~。

今回は100%正確に呼んで貰える、

ガヨマウンテンとX'mas Blendです。

 

スマトラ島北部のガヨ高地で取れるオーガニックの豆。

とっても大粒、マンデリンに近い産地ですが精製方法が違うのでマイルドな味。

ローストは中深煎り、円やかなコクとブラウンシュガーみたいな風味と甘味があり、

クリスマスにふさわしいコーヒーです。

 

生産国 インドネシア 

生産地域 アチェ州ガヨ地区 

標高 1500~1800m

品種 ティピカ、ブルボン等 

精製方法 ウオッシュド 

焙煎度 シティーロースト