コーヒーの事と雑多な話

お祝いブレンド

453回目の限定焙煎はニカラグア サンタ・アナとお祝いブレンドです。

 

朝ドラの作中に出て来る短歌が気になり、誰が作ったのか調べてみました。

脚本家の桑原亮子さんが短歌も手がけているとの事、歌人でもあったのだ。

その短歌の感想を俵万智さんがツイッター

「千億の星に頼んでおいた」の動詞の距離感が絶妙、

実質何もしてないぐらいの軽さで気にかけてる事は、

しっかり伝わるとつぶやいてらっしゃいます。

 

私はそんな所まで気にも掛けませんでした。

 

短歌といえばちょっとした思い出があります。

もう20年近く前の話だから時効という事で許して欲しいのですが。

 

子供が通っていた高校では12月に短歌二首と俳句二句を提出する事になってました。

入選作品は年度末に出る文集に掲載との事で、

「俺と君で一つずつ作ってどっちが選ばれるかやって見ようじゃないか」

と話を持ちかけ、彼の名義で提出して、高一から三年まで二人で競ったのです。

 

結果は一年の時に私の俳句が選ばれ、文集に載ったのですが

その後は二人とも選ばれる事はありませんでした。

学校には申し訳ないのですが、親父の面目が保てた一年であると

同時に楽しい三年間でした。



今回はニカラグア サンタアナとお祝いブレンドです。

 

二年ぶりの登場です。ニカラグアはちょっとイメージが薄いですが、

コーヒーはおいしいですよ。

今回も中煎りのちょっと深めのローストです。

柔らかいコクが出て円やか、酸味は抑えて口あたりのいいコーヒーに仕上げました。

同じ中米のグァテマラやサルバドルに負けないおいしさです。

卒業、就職など3月はお祝いの季節、新たな門出にエールを込めて

このお祝いブレンドを贈ります。

 

ニカラグア サンタ アナ農園

農園主 3代目リラおばさん 

産地 ニカラグア ヒノテガ、ラフンダドーラ地区 

標高 1200m 品種カトゥーラ ビジャサルチ 

プロセス ウオッシュド 

開花期 3~5月 収穫期 10~2月