「森を歩こう」です。
田舎の方では1960年代までハンドル式黒電話だった。
それは電話機の横に付いたハンドルを回して発電し、
電話局の交換手を呼び出す仕組みの電話機で、
電話機も少なかったからその頃の電話番号は、1番とか5番、10番という
切りの良い番号だった。
古くから電話を引いていた家はその名残で、今でも2001とか2005という
切りのいい番号になっている。
時は下って1975年の夏、私は北の島の民宿で二ヶ月間バイトをした。
風光明媚なその島はディスカバージャパンの波に乗り、多くの若者がやって来る。
或る日、宿泊していた女性が東京に電話をしたいから電話を貸して下さいと
やって来た。
「確かテレビの横にあったと思う」と言ってその場を離れると、
直ぐに先ほどの女性が半泣きで「電話の掛け方が分からない」と追いかけて来た。
電話機を見ると、なんとここの電話機は昔懐かしのハンドル式ではないか。
今まで気にも止めなかったので全く気が付かなかった。
女の子はこの電話を見るのは初めてだったらしい。
子供の頃から散々使って来た電話機だ。
颯爽とハンドルを回して交換手に電話番号を告げ、
女の子に受話器を渡すと仕事に戻った。
その日以来、私はもてまくったのである。
「森を歩こう」聞きましたか？まだでしたら是非、検索して聞いてみて下さい。
なんだか気分が軽くなるような曲ですから。
さて、今回のコスタリカも気分を軽くしてくれそうなコーヒーです。
ハニー精製の香りとコクがでて、フルーツトマトのようなジューシーな
酸味に甘味がプラスされ、とっても飲み易く仕上がっています。
夏向きの気分が軽くなるコーヒーです。
心配するほどそんなに酸はありませんから、大丈夫ですよ。
生産地 コスタリカ トレスリオス地方タラズ
精製方法 ハニー
標高 1400m~1700m
品種 カツーラ、カツアイ等
2023年６月入港 アフリカンベッドによる天日乾燥
この豆を購入すると１ポンドにつきいくらかの金額がジャガー保護のために寄付されます。
