コーヒーの事と雑多な話

晩夏のブルース

487回目の限定焙煎はインドネシア バリと「晩夏のブルース」です。

 

昔、このチラシをプリントゴッコで刷っていた時代がありました。

一度刷ったら取り返しがつかないから版下を見返すのですが、

刷り終わってから誤字に気が付く事が良くありました。

そんな時は、その限定焙煎のチラシが終わるまで

穴があったら入りたいという恥ずかしさ続くのです。

キツイ作業でしたがプリントゴッコは大好きでした。

 

誤字と言えば楽しい誤字もあって、

今使っている机は子供のお下がり(お上がり)で、

その机の引き出しから古い履歴書が出て来ました。

美辞麗句がきれいに並んでいて、

いつからこんな恥ずかしい文章が上手に書けるようになったのだろう、

成長したもんだと感心しながら読み進めると、

免許資格の欄に「第一種免許所得」と書いてある。

思わず笑ってしまいました。

座布団の一枚でも上げたいくらい面白い。

本人が側にいたらビールで乾杯なんですが、

おかげで面白い絵を思い付きました。

インドネシア バリと「晩夏のブルース」です。

バリといえば神々の島です。この豆もシンザンと名前が付いたバリの豆です。

今回はちょっとだけ深めのロースト、といってもゴリゴリの深煎りではなく

中煎りの深め、シティーローストです。

滑らかなビロードのような口あたり、

ビターチョコのようなアロマ。

過ぎ行く夏にぴったりのコクと甘味、ほのかな苦味を調和させた晩夏のブルースです。

生産国 インドネシア 

生産地域 バリ島 

品種 ティピカ系カルティカ他

精製 ウオッシュド、天日乾燥(テーブルドライ)

収穫時期6月~9月(エイジング3ヶ月)

カップ評価Full Body, Bitter Chocolate