今回の限定焙煎はエルサルバドル サンタリタ農園ワイニーと秋立ちぬブレンドです。
今年の暑さは格別だ。車を運転していても、強烈な熱線がジリジリとウインドー越しに突き刺さってくる。
クーラーは懸命に冷やそうとうなり声を上げるが、炎天下に駐車していた車はなかなか冷えない。
額からは滝のように汗が落ちてくる。
こんな時、信号待ちの街路樹の影はオアシスだ。車内は一気に冷え、上高地梓川の川縁に居るような涼しさだ。
気のせいか、銀杏の木が白樺の木に見えて来る。
カラスの煩い鳴き声も郭公の涼やかな声のようだ。
こんな具合に涼しげな木陰を求めて停車するから、どうしても車間距離が大きく開いてしまう。
気が付けば前後の車も同じように木陰に止めているから、
ほんの3、4台が信号待ちしているだけなのに、信号機がいつもより随分遠くに見える。
走っている時は暑さもさほど気にならないのに、車を止めての信号待ちの時は
日陰に入れるかどうかで、
損をした、得をしたと一喜一憂しているのである。
まだまだ暑いですが、季節は秋。
立秋の頃には、独特のフレーバーが特徴のエルサルバドル ワイニーがお勧め。
今回はとっても珍しいエルサルバドルのナチュラル(非水洗精製)の豆が手に入りました。収穫されたコーヒーチェリーを、そのまま乾燥させる方法がナチュラルで、ブラジルやエチオピアで主に採用されている精製方法です。コーヒーチェリーの甘味がコーヒー豆の味に影響を与え、ドライフルーツや赤ワインのような甘味や香りが特徴的なコーヒーに仕上がります。別名ワイニーとも呼ばれる由縁です。貴重なコーヒー豆です。ゆったりと味わってください
くわしくはhttp://www2.synapse.ne.jp/arakiya/2013gentei/akitatinu-blend.html