413回目の限定焙煎はバリ ナチュラルとお祝いブレンドです。
それはうららかな春の日ざし溢れる昼下がりでした。
店先に一台の車が止まりました。
うちに見えるお客様でシトロエンに乗っている人は3人。
これはシトロエンの普及率に比べ結構多いと思うのです。
しかも皆C4のピカソです。
シトロエンに乗っているというだけで物好きなのに
皆、同じピカソという所が面白い。
閑話休題、
青い車から降りて来た人は若く美しい女性でした。
(こんな表現はいかがな物かと一人忖度する)
注文を聞き、豆を用意して精算が終わった所で彼女がひと言。
「素敵なシャツですね」
「エーッ、たとえシャツでもめっちゃ嬉しいな」と心の声。
「ありがとうございます」と答え、心の中で「ユニクロですが、どうして?」
「???」が一杯で彼女を見送った後で気が付いたのです。
シャツと車の色が良く似ている事に。
それにしても美人に「すてき」と言われるのは嬉しい限りです。
目尻が下がります。と、今日は目出度い奴の話でした。
さて今回はお目出度い話の続きです。
バリ メンガ二とお祝いブレンドです。
バリ島随一のコーヒー産地キンタマーニのメンガニ地区にて四代続くコーヒー農家
マニさんが育てているマイクロロットの豆。
春一番に続き今回もナチュラルの豆です。
バリは去年の5月ウオッシュドを使いましたがまったく香りも味も違います。
煎りは中煎りのちょっと深めのロースト、豆質が柔らかいのでビロードみたいな
滑らかな口あたりです。
ブレンドはコクと甘味、ほのかな苦味を感じられるようにしました。
新しい門出に贈るお祝いブレンドです。
くわしくはコチラ