485回目の限定焙煎はメキシコ チアパスと「森を歩こう」です
寒い話その1、
夏の焙煎室は暑い。
今年から新戦力、ネックファンを首からぶら下げて焙煎しているがやっぱり暑い。
そんな時は体の中から冷やそうと、スーパーメントールのど飴なる物を舐めている。
かなり強烈なスースーぶりだが、これも徐々に慣れて来ると甘ったるく感じてくる。
そこですっきりしようと一口水を飲むと、これがめちゃ冷たい。
余りの冷たさにウォーと悲鳴が出るくらいだ。
口から喉、食道へと強烈なブリザードが吹き荒れたかと思うくらいに冷たい。
ぜひ試して欲しい。
寒い話その2、その日は身内の七回忌の法要で猛暑日だった。
お寺の広いお堂は大型のエアコンがグォングォンと唸りを上げている。
お坊様のテノールのお経が心地いい。
それも数分の事で、お堂のクーラーは余りにも強烈で、
その内、歯の根も合わないくらい寒くなってきた。
徐々に眠気も襲って来る。
このまま眠ってしまうと永遠に目が覚めないような気がしてきた。
心地いいお経のお陰で極楽浄土行きは間違いなしだな、
と思っていた所でお経は終わり、私は一目散に外に駆け出したのだった。
今回はメキシコ チアパスと「森を歩こう」です
メキシコはオーガニックコーヒー豆大国なのです。
世界中で取れるオーガニック豆の半分以上はメキシコ産というすごさです。
メキシコの個性はフルーツやナッツのような風味、
この味を出そうとするとエグ味や酸味がでるし煎りムラも出る。
そこで深煎りにしたくなるけど、味は個性のないスカスカしたカップになり易く、
どこに妥協点を持ってくるか悩みました。
結果、やはり浅煎り気味のローストに。
ジューシーな香りと甘味、マイルドな味わいの夏のコーヒーになってると思います。