コーヒーの事と雑多な話

冬のレジェンド

今回の限定焙煎はパプアニューギニア シグリと冬のレジェンドです。


小学校2年の頃から飽きっぽい兄に押し付けられた形で

新聞配達を始めた。
新聞配達といってもその当時、購読している家は少なく、

ましてやその新聞は西日本新聞だったので地元紙に比べ購読者は少なく、表通りを20軒ばかり配ったら

あっという間に終わってしまうような部数だったが

小学生の小遣い稼ぎにはちょうど良かった。

 

それでも正月の新聞は分厚くて重く、
少ない部数とはいえ小2の体には重かったのを覚えている。

 

その頃、朝六時になると有線放送から

吉永小百合とマヒナスターズの「寒い朝」が流れ、

寒い朝にはこの歌に励まされるように家を飛び出した。

この曲のお陰か知らないが、新聞配達は結局中三まで

続ける事になったのである。

 

つい最近、この歌は石坂洋次郎原作「寒い朝」の映画化作品

「赤い蕾と白い花」の主題歌だと知る。

別に好きでも嫌いでもないが

「北風吹き抜く~寒い朝も~」という歌詞が
新聞配達していた頃の情景と共にしっかりと記憶に刻み込まれている。

そんな曲がもう一つ。
11PMの放送が終了した後に流れるKTSの天気予報のBGMが

いつまでも頭にこびり付いていた。

この天気予報で一日の放送を終了しますよという憂いを含んだ

フルートのメロディーが心にしみる。

後になってモーツアルト
「フルートとハープのための協奏曲」の第二楽章と知る。

その後チェットアトキンスの曲に替わるのだが、

この二つのCDをかける度、

私の頭の中では当時の大雑把な天気予報が流れるのである。

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寒い季節になりました。
パプアニューギニア シグリと冬のレジェンドです。

 

ニューギニアの優良農園、シグリ農園をちょっと深煎りにした
コーヒー好きのためのブレンドです。
シグリの豆はきれいな苦味と甘味が特徴、雑味がなく
優しい口あたりの飲み易い冬の季節にぴったりのコーヒーです。
チョコやブラウンシュガーのようなキャラクターがあります。
寒の季節に贈るコーヒーです。

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冬のレジェンド