お客様からの注文の電話が来た
コーヒー豆をプレゼントしたいから送って欲しいとの事。
住所の町名の漢字の聞き取りで分からないときは
例えを出す事は良くある事で、「平和の和ですね」
「光りで和光です」
「和光町ですね」
「そうそう」とやりとりをする。
次に名前、名字は他のお客様と同じ名前だったので直ぐに伝わった。
「名前はヒロキ、えーとなんといえば良いかなー、ユウと読むんだけど、
衣偏というのかな」
「あー分かった。祐次郎の祐ですね」
まるでなんかのクイズ番組みたいだ、そして結構楽しい。
祐次郎なんて例えは昭和人間そのもので、自分で言ってて妙におかしかった。
後十年もしたら想像もつかない名前が増えて、漢字の聞き取りに
あたふたするんだろうな。