今回の限定焙煎はパナマ ハートマン農園とダンディーパパブレンドです。
友達に教えてもらったコーヒー豆屋に行ってみる事にした。
友人に言わせると、コーヒー豆はおいしいが取っ付きにくい店主らしい。
路地にポツンと明かりが灯り、ノボリが申し訳なさそうにコーヒー豆屋を主張している。
ドアを開け店内に入るとコーヒーの香りが濃く漂う。
一瞬でコーヒー色に染まりそうだ。
コーヒー豆の棚には色んな豆が並んでいる。順々に見て行くと、一番端のブレンドが気になる。おいしそうだ。
これにしようと思ったが、何だかブレンドの名前を口に出して言うのが気恥ずかしい。
「あ、あのーこれ下さい」
「はいっ」
さっきまで所在無さげに立っていた店主が近づいて来て言った。
「どうかされましたか」
「いやーこのブレンド名、気恥ずかしくって言いにくいです」
というと、
「いやいや、お客様にピッタリです。ダンディーなパパのブレンド」
店主のお世辞と分かっていても、なんだか嬉しい金曜日の帰り道になった。
パナマの豆って、全体的に華やかな香りあるんですよね。
具体的に言うと花のような明るい印象の香りですね。
今回のハートマンも明るく柔らかな味わいのコーヒーです。
中煎りにして微かな酸味を残す事でパナマの特徴である華やかな香りを
最大限に引き出しました。ダンディーなパパに捧げるマイルドダンディーな
コーヒーなんです。
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