穏やかな秋乾きの日々が過ぎ、徐々に時雨れる季節になって来ました。
今日も雨がザーと降ったと思ったら晴れ間が覗いたり、風が強まったりと
変わり易い天気でした。
深煎りの豆を釜出しした時に外を見ると煙が道路を這っています。
火事か!と思ったくらいですが、この状況を見て眉間に皺が寄ったのでした。
10月に台風が二つも来て最悪でしたが、その後は穏やかな天気に恵まれ
空気も乾燥してコーヒー豆のローストには最高の日々でした。
煙はまっすぐ青空に向かって登っていっていました。
ずーとこのような日が続かないないかなーと思ったのですが、やはり
季節は回るようで時雨と木枯らしの季節になって来ました。
前置きが長かったですが、煙が空に登っていかないのはいい状態ではありません。
いくら強制的に機械で吸気、排煙していても、どうしても出来上がりの味に
影響が出てしまいます。
10月から11月の連休までが私にとって最高の季節です。
今年も毎日、最高のローストが出来てました。
そして季節の変わり目になるといつも状況が悪くなります。
特に秋から冬、冬から春への変わり目が厳しいようです。
二ヶ月よくて、ひと月苦労する。これの繰り返しです。
煙がふわふわと真っすぐ昇っていく日が待ちどうしい。
季節風の強い北の国のコーヒー屋さんはどうなんでしょう、
大変だと思うのですが。
これはあくまで個人的な見解なんですが。