412回目の限定焙煎はミャンマー ジーニアスと春一番ブレンドです。
たまにもち吉に行くと黒糖かりんとうを購入する。
これが尾を引くおいしさで、一個が二個になり、三個になる。
なかなか止められず困ってしまうのだ。
しかも、二人とも黒糖かりんとうが好きで、あっという間になくなってしまうのである。
去年の秋の事。
二人で食べるから容器に入れたかりんとうはあっという間に残り少なくなっていく。
休みの日の朝、今日の予定等を二人で話合いながらかりんとうを食べる。
器には残り六個しか残っていない。
その時、外で四十雀が鳴いた。外を見ると利休梅に停まっている。
ダンディーな姿がかわいい。
テーブルに目を戻すとかりんとうが何だか少なくなっている。
「あっ、今一つ食べたね!」「残り三個は俺のだから」と言うと
「小さい男…」という返事。
「そりゃあんた、セクハラにパワハラだ」と言いたかったが、
返って来る言葉が倍返しなのは目に見えてたので止めにした。
ようし、一人になった時、こっそり食べてやろうとも思ったが、
そんな事はとっくにお見通しのようだし、
さらに小さい男になりそうなので止めにする。
そして今、手元に黒糖かりんとうがひと袋、春の嵐の予感である。
ジーニアスコーヒーは小規模農家が中心のユアンガンで技術指導をしながら
買付をしているジーニアス シャイン ステイトのコーヒー豆です。
今回はナチュラルの豆を選びました。
以前使った中国 雲南の豆と同じくらいのナチュラルの香りがしています。
好き嫌いがありますが、私はユニークな特徴で捨て難い個性と捉えています。
なんてったってこの滑らかな口当たりと甘味、そしてこの香りは捨て難い味です。
春の嵐どころか春風のような穏やかなコーヒーで、人気になるのは間違いなしです。
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