384回目の限定焙煎はボリビア キャロライナさんの豆と冬はじめブレンドです。
「パパイア」
隣の畑に立派なパパイアが成っている。
店にお見えになる皆さんも気になるらしく、
口々に「あれはパパイアですよね?」
「どうするんだろう」
「どうやって食べるの?」と色々お尋ねになる。
中でも多いのが「あらき屋さんが作ってるの?」という質問。
「私じゃありませんよ~」と何度答えたことか。
私が作ったら絶対あんな畑になりません。
ナチュラリストですから草茫々になる事間違いなしであります。
支柱や棚の作り方、定規で測ったような畝の美しさ、もうプロです。
瓢箪を作られてる時の棚は素晴らしすぎて、
瓢箪と一緒に私も棚に上げたいくらいでした。
で、パパイアですが、私も気になっていたので聞いてみました。
「パパイアどうするんですか?」
「あのパパイアは緑のままで完熟しない奴でね、
ちょっとタイ料理を調べて作って見たら、堅くって不味かった。
もうちょっと調理法を調べてみるよ」と仰ってました。
いやー勉強になりますね。
実は私も一つ黙ってパパイアをとったんです。
写真をですけどね。
今回はボリビアのキャロライナさんの豆と冬はじめブレンドです。
キャロライナさんの山の畑で取れたコーヒー豆です。
このような豆をマイクロロットといいます。畑の中のいい場所で取れた豆を
仕入れたりするんですね、今回の豆もそんなトップスペシャルティコーヒーです。
個性が詰まっている豆です、どんな味になるか楽しみです。
ボリビアの豆はやや豆質が堅め、味が重いので渋酸が出ないように
やや深煎り気味に仕上げてました。今回は若干浅めにしてかすかにフルーティな酸味を残してクリーンな後味にしています。品が良く、甘味が残るカップをお楽しみ下さい。ボリビアはブラジルやペルーに隣接した海無し国です。
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