416回目の限定焙煎はメキシコ クステペック農園とタラチネーゼブレンドです。
天高く、雲の形や風の色はすっかり秋色になった10月。
駐車場脇の花に水をやっていると、ローズゼラニュームの根元に
白いスカーフが落ちている。
おやおやこんな所に、と思って拾おうとすると
それは蛇の抜け殻だった。
ちょっと前の物らしく少し痛んでいる。
1m以上ありそうで存在感たっぷりの大きさである。
5月に見た蛇だろうか、あの時より大きくなったんで
小さい服を脱ぎ捨てたんだろうか。
いつも水やりしているのにまったく気が付かなかった。
それから一週間後、水やりをしていると、
今脱ぎました、というような真新しい抜け殻が
同じローズゼラニュームの株に同じように巻き付いて脱ぎ捨てられている。
目玉の部分もはっきりしていて綺麗だ。
つい最近着替えたばかりなのに気に入らなかったのだろうか。
生ゴミの日のゴミステーションで脱ぎ捨てれば良ったのに、
さらに大きくなっていたら嫌だなぁ、
それよか、もう一匹いるってこと?
もぉ勘弁してくれよ~なのである。
メキシコ クステペックとタラチネーゼブレンドです。
メキシコはやっぱり浅煎りですね、深煎りではメキシコの個性が出ません。
ソフトな口あたりと軽やかな風味、かすかに感じる良質のフルーティーな酸味が
透明感のある後味を作り出しています。
コクは弱めですがと言いたかったのですが
しっかりしたコクがありボディがリッチです。
浅煎りの香りなのに一口口にすると、そのコクと円やかさにびっくり、
とっても飲み易いカップに仕上がります。
母の日月間に贈る優しいコーヒーです。
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