コーヒーの事と雑多な話

インドネシア フローレスと冬のレジェンド

 秋になると川辺が恋しくなるのは何故だろう。

 この秋いったい何度、会社帰りに立ち止まっては、夕焼け空を写す

美しい川面を見た事だろう。
気が付けば2、30分はその場に立ち尽くしているなんて事はざらだ。

昨日は無意識のうちに河原に降り立ち、石を拾い、水切りをしている
自分に気が付きびっくりしてしまった。
一体どうしたというのだろう。

 今までこんな事はなかった。「今はもう秋~♪」と感傷に浸るような
ナイーブさはとうに何処かに行ってしまったというのに。
もしかしてカマキリやカマドウマが水に誘われ入水するように、
ハリガネムシに遠隔操作されているのかも知れない。
「まさか人間が」そんなの都市伝説だと分かっていても
不安に苛まれる。

 そして今、膝まで水に浸かり、水切りをしているのである。
10回以上石は水の上を跳ね絶好調だ。いいぞ、気分も乗ってきた。
何度となく石を投げ、何気なく足下を見ると、

黒く長い紐状の物がくねくねと私の足から
飛び出してくる。

「で、でたあー!」素っ頓狂な声を上げながら這うようにして岸に上がり、
もう一度、足元を見ると、それはほどけた黒い靴ひもだったのである。

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インドネシア フローレスと冬のレジェンドです。

誰も知らないけど、とってもおいしい豆を私は知っています。
それはこのフローレス島の豆。
もうオースラリアに近い島のこの豆は穏やかなコクと
柔らかな苦味が特徴のマイルドなコーヒー。
豆質が柔らかいので、深煎りのやや浅めのロースト。
とっても飲み易く仕上がります。
チョコのようなフレーバーもあり、冬の始まりにふさわしい甘味も出て
優しい深煎りコーヒーです。オーガニックの豆です。
詳しくはhttp://www2.synapse.ne.jp/arakiya/2013gentei/huyu-lejend.html