コーヒーの事と雑多な話

十三夜待ちのブレンド

464回目の限定焙煎はベトナム ラダー農園と十三夜待ちのブレンドです。

 

 古いメモを久々に読み返してみました。

ビロウな話ですが面白かったので紹介します。

 

 『インドネシアは男性用便器の位置が極めて高い、インドの小便器も高い。

インドはイギリスの植民地、インドネシアはオランダの植民地だ。

空港やホテルでこうした便器に出くわす。

せっかく独立したのになぜ小便器の位置は植民地時代並みなのか。

ハノイの空港建設にかかわったベトナム人技術者が「小便器の位置を高くする計画だった。でも、私は変更させた。もうフランス植民地でもないのに、白人向けに便器の位置を高くするのか。小柄なベトナム人が使い易いようにすべきだ」と。

植民地経験の無いタイでは便器の位置も高くない。

アジアの小便器の高さは、そこの独立度を示す。』

というほんの22年前の記事でした。

翻って我が家のトイレはどんどん高くなっている。

40年前のトイレは低すぎるくらいだった。

20年前のトイレでちょうど良くなり、今のトイレは座ると足が浮くくらいだ。

まるで植民地のトイレである。

という訳で今回はベトナム ラダー農園と十三夜待ちのブレンドです。

十三夜は日本古来の風習です。

ベトナムの豆で十三夜の月を愛でようではありませんか。

浅煎りだとレモンのようなフレーバー、ちょっと深めにローストすると酸味は弱まり、

豊かなコクで滑らかな風味のコーヒー豆になります。

丁寧に作り上げたTri Dung Buiさんのコーヒーをお楽しみください。

ベトナム ラダー農園 
地域 ベトナム ラムドン省ダラット市カウダット地区
精製 ウオッシュド 
標高 1600m
品種 カティモール 
2023 4月入港
農園主 Tri Dung Buiさん

フレーバーノート レモン アーモンド キャラメル チョコレート