午後9時前、歯を磨こうと洗面所に行くと、臭い!
下を見ると何やら白い液体が!
なんじゃこれは!すわっ洗濯機が壊れたか!今、金ないぞ、万事休すだ!
「おーい」とツレを呼ぶ。
彼女も大慌てで洗濯機の蓋を開け洗剤を確認している
あちこち調べるとどうも洗濯機じゃないようだ、なんだろうなこの液体
と思った時、彼女が「あっ」と小さく声を上げ洗面台の扉を開けて
柔軟剤を取り出した。
その柔軟剤は9月末に買ったばかりの物らしい。
新品のそれは半分くらいにしぼみ、洗面台の底板はぬるぬると濡れていた。
どうも掃除をした際に何かにぶつけたらしく、ピンホールが開いてる
パンパンに膨らんだ状態だったのが禍いしたようで
「えー減ってる方が漏れれば良かったのに〜」等とぼやいている。
(ケチな奴だ、自分のときもきっとそう言っているのだけど)
それからは洗面台と床の隙間にキッチンペーパーを定規で押し込み
液を吸い取るという事をやるが埒があかない。
洗面台の底板はぺこぺこのベニア板だ
いっそここをカッターで穴をあけて、そこから手を入れて拭き取ろうという事にする
簡単に穴は空き、簡単に拭き取る事が出来た
やっぱり、虎穴に入らずんば虎児を得ず?
ひょうたんからコマ?
まったくいい言葉が出て来ませんが、手に付いた匂いだけは
いつまでも残りました
一連の騒動が終わったのは11時過ぎていました
とんだ一日です。まだ歯も磨いてません。はよ風呂入って寝たいです。
「それにしても洗濯機が壊れてなかったのは不幸中の幸いだね」
と、お互い話をすり替えてこの騒動で大きな不幸は何もなかった、
ということにしたのでした。