今回の限定焙煎はパプアニューギニア シグリと晩秋ブレンドです。
裏の駐車場の片隅でセイタカアワダチソウがひっそりと、
それでいて強烈な黄色い花で自分の存在を主張している。
そういえば、線路や道路脇から空き地まで席巻していたこの草を、
最近あまり見かけなくなった。
一体どうしたのだろう、家出でもしたのだろうかと不思議に思っていたら、ちゃんと理由があった。
なんとセイタカアワダチソウは自分の根から毒を出して、
今まで生えていた草達を駆逐していたのである。
一人勝ちするとあの黄色い花を咲かせて、我が夜の春ならぬ秋を
謳歌していたのである。
しかし、植物の世界にも、奢るもの久しからずの条理があり、
彼等は自分の出した毒で自家中毒をおこし、なんと枯れてしまったのである。
今まで片隅に追いやられていたススキ達がここぞと盛り返しているらしい。
そんな理由で最近は余り見かけなくなったと静岡大学の稲垣先生にテレビで教えて頂いたのである。
そのうちセイタカアワダチソウが再度、盛り返すかもしれない。
植物の世界も色々と大変だ。
秋も深まりました。
パプアニューギニア シグリ農園と晩秋ブレンドです
これでもかと徹底的に管理されたシグリ農園の豆は色も揃い、とてもきれいです。
大粒で深い緑色、それもその筈、ブルマンの苗を移植したのですから。
ちょっと深煎りにすると甘味と柔らかな苦味が出て、絶妙のハーモニーを
奏でてます。芳醇な風味が深まった秋にぴったり。
甘いお菓子とも良く合います。あー、また食べ過ぎてしまうかも!
詳しくは