コーヒーの事と雑多な話

おいしい

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当店にはただで飲める試飲カウンターがあります

嬉しい事に皆さん「おいしい」と言ってくれます。

大きな声で「おいしい!」と言ってもらえるのはとっても嬉しい。

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「おいしい」にも色んな「おいしい」があって

聞こえるかどうかくらいの小さな声で「おいしい」という

言葉が聞こえた時はとっても嬉しい。

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今日、心の底から自然に出て来たようなその小さな「おいしい」が

聞けてとても嬉しかった。

 

 

茶毒蛾

色んな方から今年はチャドクガがすごい発生していて

皮膚科の病院には刺された人がいっぱいだよ!という

話を聞いてました。

どうも今年は雨が多くて大量発生しているようです。

我が家の椿はどうかな、と見に行くとなんといました!

葉っぱの裏側にみっしりと!

 

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こりゃぁいかん、安易に殺虫剤を撒くと毛虫は死んでも毒針が風で舞うから

気をつけろという話は聞いていた

調べると毛虫の固着剤がありこれが有効らしい。

すぐに近くのホームセンターに行き、探しましたが

何処にもない。店員さんに聞くと廃盤になったと言う。

そんなあほな、熱帯雨林や極楽には売ってたよ!と言いたいのを

我慢して、家に取って返すとすぐに注文しました。

着くのを数日待って、満を持して行きましたよ。

待ってろ毛虫!目に物見せてやるわ!

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あちこちの葉っぱを探しますが孵化した後の抜け殻と

数匹の毛虫だけ、

あの大群は何処?

え!もう蛾になったの?時すでに遅し?

残っていた数匹の毛虫にこれでもかと吹っかけ

抜け殻も毛が飛ぶとアブナイのでたんまりと掛けてあげましたよ。

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三本も取ったのに使ったのは一本のうち半分くらい

風林火山みたいなチャドクガの連中でした。

来年こそ目に物見せてやる。

 

冬はじめブレンド

384回目の限定焙煎はボリビア キャロライナさんの豆と冬はじめブレンドです。

「パパイア」

隣の畑に立派なパパイアが成っている。

店にお見えになる皆さんも気になるらしく、

口々に「あれはパパイアですよね?」

「どうするんだろう」

「どうやって食べるの?」と色々お尋ねになる。

中でも多いのが「あらき屋さんが作ってるの?」という質問。

「私じゃありませんよ~」と何度答えたことか。

私が作ったら絶対あんな畑になりません。

ナチュラリストですから草茫々になる事間違いなしであります。

支柱や棚の作り方、定規で測ったような畝の美しさ、もうプロです。

瓢箪を作られてる時の棚は素晴らしすぎて、

瓢箪と一緒に私も棚に上げたいくらいでした。

で、パパイアですが、私も気になっていたので聞いてみました。

「パパイアどうするんですか?」

「あのパパイアは緑のままで完熟しない奴でね、

ちょっとタイ料理を調べて作って見たら、堅くって不味かった。

もうちょっと調理法を調べてみるよ」と仰ってました。

いやー勉強になりますね。

実は私も一つ黙ってパパイアをとったんです。

写真をですけどね。

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今回はボリビアのキャロライナさんの豆と冬はじめブレンドです。

キャロライナさんの山の畑で取れたコーヒー豆です。

このような豆をマイクロロットといいます。畑の中のいい場所で取れた豆を

仕入れたりするんですね、今回の豆もそんなトップスペシャルティコーヒーです。

個性が詰まっている豆です、どんな味になるか楽しみです。

ボリビアの豆はやや豆質が堅め、味が重いので渋酸が出ないように

やや深煎り気味に仕上げてました。今回は若干浅めにしてかすかにフルーティな酸味を残してクリーンな後味にしています。品が良く、甘味が残るカップをお楽しみ下さい。ボリビアはブラジルやペルーに隣接した海無し国です。

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