コーヒーの事と雑多な話

暗黒の4月

皆さん、ご無沙汰しております

4月になってすぐ、またもや電話もネットにも繋がらなくなってしまいました。

 

頼みの綱はスマホだけ、NTTに電話すると

去年の11月は最後の最後には人が対応してくれたんですが

半年経っただけなのにもう人はおらず

最後までロボット声で、

結果、SMで修理日を教えてくれました

 

1週間後の予定でしたが、4日後ぐらいにスマホに電話が来て

近くに修理に来てるから、今から行ってもいいかとのことでした

すぐさま「早よ来て!」と言ってたら

ちょっと太めの人が重い工具箱を持って歩いて来てくれました

 

家に入ってしばらく観察してから「あー多分ここですね」と言ったところを見ると

光ケーブルが鋭角に曲がっている

何かを引っ掛けたのでしょう

掃除機かも。

 

すぐに交換してもらい、直りましたが、暫くの間、お客様から電話が変だと

言われ続けたのでした。

やっと解決してホッとした数日後、今度は腰を痛めてしまいました

あんなに気をつけていたのにやっぱり春は危ない季節です

こんな回はしつこくなかなか直りません

筋肉痛は治っても神経の痛みが出ます

徐々に治りつつあり、こうしてブログも書けるようになりました

 

こちらは雨が多く、意外と肌寒い日が多かった3月から4月でした

温たたかくしてれば良かったかも、腹巻きなんぞはどうだろうか。

とにかく暗黒の4月は去った。

明るい5月を期待しています。

山笑う季節のブレンド

479回目の限定焙煎はメキシコ サンアントニオと山笑う季節のブレンドです。

 

 もう昔の話です。

友人H君との学校帰り、のんびり自転車を走らせていたら、

農作業をしていたおばさんがちょうど通りかかったおばさんに声をかけた。

「どこ行きよっかんたぁ」

「うんにゃーちょっとそこまで~」

「なーい」

でこの会話は終わった。

H君と顔を見合わせ

「質問に答えないし、質問した方もそれに納得しているなんて、変な会話だねー」

二人で笑いあったのを覚えている。

そして、この歳までこの会話の本当の意味を知らずにいた。

その答えが3月15日に解けたのである。

朝日新聞に「折々の言葉」という鷲田さんのコラムがある。

この日、タイの少数民族ムラブリの言語研究者 伊藤雄馬さんの

「人間は意味のない事をやり取りする時こそ、仲が良くなる」

という言葉が載っていた。

「何処行くの?」という挨拶一つとっても、

声を掛け合う事自体に意味があって、

正確な情報を求めているのではない。

むしろ返答は「テキトー」な方がいいのだ。

と書いてあった。

なーるほどそういう事だったのかと50年振りに納得したのだった。

メキシコ サンアントニオ アナエロビコと山笑う季節のブレンドです。

今回は嫌気発酵の豆、普通は空気に触れる好気性発酵ですが今回使う豆は

タンクに豆を入れて密閉、空気に触れさせないで発酵させたものです。

結果どうなるか、フレーバーが普通のコーヒー豆より強くでます。

よりフルーティーになり、甘みも強めに出ます。

メキシコは中煎りやや浅めのローストですが

この豆はまったりしたコクと甘みそして独特の香りがよく出ています。

さあ、まだ未体験の方はこの香りと味をお楽しみあれ。

若葉の頃

478回目の限定焙煎はペルー アンデスブルーと「若葉の頃」です。

最近、私の食卓から縁遠くなった食べ物ひとつに鯨肉がある。

ゲイニクって書くと何だかゲテモノ感が強いけど、昔は普通に食べていたのである。

ポピュラーなのは給食の立田揚げ、私はこれが苦手だった。

堅いしまずい、赤肉は小学生低学年では噛み切るのが大変だった。

 

それから正月料理に出るオバは触るのも嫌だった。

塩浸けにされていて脂肪でぬるぬる、触ると手が臭くなる。

実家が魚屋で、たまたま一人で留守番してる時に尾羽を買い求める人が来ると最悪だった。

ぬるぬるは取れないし、手は臭くなる。

だから今まで一度もオバを口にした事はない。

 

僕が鯨を食べれるようになったのは酒が飲める年頃になってからだった。

時々オノミを半解凍した刺身が食卓に出ていて、

或る日恐る恐る食べてみるとこれがうまい。

酒にも合うし、半解凍のシャキシャキ感も残り、意外とあっさりしている。

溶けて来るとドリップが出て来てちょっと引くけど、

それよりも食い意地の方が勝つのである。

 

あの肉は今では最高級とされるナガスクジラだったかも、

なんて思ったりしている。

 

今頃こんな事を書くのは、デパ地下でオノミを見つけたからだった。

それはショーケースの中で小さく、申し訳なさそうに座っていたのだった。

ルーアンデスブルーと若葉の頃です。

ペルーは久し振りです。今回は北部のカハマルカ、カピージャの豆です。

北部の豆はコクがあります。

思いのほかしっかりしたボディで

キャラメルのような風味を感じます。

前回の中国のような強烈な個性はないですが

柔らかくまとまった、破綻のない安定感抜群のコーヒー豆です。

リキッドコーヒーと水出しカフェバッグ

今日は暑かったです、それに湿気が高く

いやーな暑さでした

 

水出しカフェバッグ発売開始のお知らせです

柔らかい飲み口で甘味があり、すっきりした風味のコーヒーが作れます

間違いなく十人中八人は美味しいと言っていただける

人気のカフェバッグです

3個入り 860yenです

今年は遅めの登場です

しっかりした味わいのアイスコーヒーが欲しい方にはこちら。

高い香りとリッチなボディのコーヒーが出来上がりました

最高の出来だと思います

ブラックでもミルクを足しても、コーヒーゼリーでもおいしく頂けました。

嘘だと思うなら試してほしいリキッドコーヒーです。

自信ありリキッドコーヒー 1本 740円です

 

顔を覚えられない件とお父さん

なんだか顔を覚えきれない

今に始まったことじゃないような気がする

子供は同じように見える動物の顔の違いが分かるという話を聞いたことがあるけど

自分が子供の頃、従兄弟の双子の違いがわからなかった

自分の兄弟はみんな分かっていたのに、なぜか自分は違いがわからなかった

大人たちはもちろん区別がつかなく、よく間違えていた

ところでお世話になっている事務所の方が店に来ているらしいのだが

私は気が付かない

先日、それらしい人が買い物された後に「えっ、あの人かな」と気が付く

20代後半から30代の、細身で、セミロングで、メガネをかけて、よく似たファッションでという女性が何人も見える

みんな同じような人に見えてくるのだ

今度、事務所に寄った時に聞いてみよう

「あの時、うちに見えました?」

事務所で会う時はよく分かるけど

場所が変わると分からないというのは良くありそうだけど。

 

ところで、今日お客様から「お父さん」と呼ばれてしまった

お父さんなんて呼ぶ人は初めてで、テレビの影響大だな

 

「僕は君のお父さんじゃない」

と言いたかったが、黙って応対しました

呼びようが分からなかったんだろうなぁ

若い男性だったからお父さんになっちゃたんだろうな

年配の人はご主人とかマスター、あるいは社長という方もいるけど

なかなかあの若さでご主人は言えないだろうし

英語はこんな時便利、youで済んじゃうから

「おじいさん」でなくて良かったよ。

テレビのリポーターが安易に「お父さん」と呼ぶのは如何なものか

といつもその言葉を聞くたび思うのです