538回目の限定焙煎はバリ レイクバトゥールと
「秋立ちぬ」です。
帰りの仙台空港で自分等と同じ様な親子三人に目が行く。
娘さんは小綺麗だけど、ご両親が普段の作業着姿で居るのが余計に目立つ。
あの三人は間違いなく親子だと思う。
娘さんとご両親との微妙な距離の取り具合が笑ってしまうくらいウチと同じなのだ。
親子も成熟すると徐々に距離が開いていくものらしい。
さて、機内ではあの親子は通路を挟んで私等の反対の席で、お母さんは窓側に座り、
熱心に眼下の風景を眺めている。
彼女の浮き立ってる気持ちが私にも伝わってくる。
まるで往きの便での私のようだ。
反対にお父さんの方はじっと目を閉じ動かない。
暫くすると飲み物が配られ、私たちはコンソメはやめてアップルジュースにする。
隣のご両親も私等と同じアップルジュースを注文。
さらに山陰上空あたりで飴が配られ始めた。
帰路の私は心も弾まない。
まぁ取り敢えずと1個頂く。
隣のお父さんはと見ると、無表情のままグァシッと鷲掴みにすると隣のお母さんと分け合い、
1個を口に含むと残りを大事そうにズボンのポッケットに忍ばせた。
それを横目で見ていた私は、彼の堂々とした鷲掴みにいたく感動し、
セコいプライドと見栄で1個しか取らなかった3日前の自分を恥じたのであった。

今回はバリのレイクバトゥールと「秋立ちぬ」です。
神々の島、バリ島の豆です。バリの豆は少しだけ深めのロースト。
同じインドネシアのマンデリンよりは浅めの煎りです。
滑らかなコクと柔らかな苦味、飲みやすい中深焙煎の豆。
インドネシアの豆ですがフローレスやマンデリンとも違う風味を持った
個性的な味をお楽しみください。
生産国 インドネシア 生産地域 バリ島キンタマーニ地区
品種 ジュンベル 精製 スマトラ式 収穫期 4月〜6月
入港日 2026年5月15日 cup ミルクチョコ 黒糖 干しぶどうやドライフルーツ