493回目の限定焙煎はパプアニューギニア シグリ農園ときっぱりと冬が来たです。
冬はじめブレンドのチラシの話は店員さんに勧めれるまま、
予定外の服を買う話でしたが、今回は自分で予定外の出費をしてしまう話。
眼鏡も着替えよう、みたいなCMがありますが、何本も持ってる人はごく一部でしょう。
年を重ねると眼鏡を作り替えるスパンも長くなりがちです。
数年前、私もやっと新しい眼鏡を作りました。
最初は二万円くらいのセット物で充分だろうと思っていたのです。
店内でそのクラスの眼鏡を色々試着して見ましたが今ひとつピンと来ません。
奥の方に良い眼鏡がありそうです。
徐々に奥に進むほど値段も高くなって行きます。
その中に、見に覚えのあるデザインのフレームがあります。
良く見ると息子の眼鏡と同じブランドです。
値段を見ると目が飛び出る程高いではないか。
あの顔でこんな高い物を掛けていたのか。
可処分所得が高いからなぁ、今は死語に近い独身貴族という言葉を思い浮かべ、
貴族かぁ、うちは代々平民なんだけどなぁと笑ってしまった。
自慢じゃないが私はどんな眼鏡も似合う自信はある。
ただ顔が若干貧弱なので、レンズが大きかったり
フレームが太いと眼鏡に負けてしまうのです。
しかし、困ったことに遠近両用なのである程度レンズは大きくないといけないらしい。
いろいろ試した結果、丸形の細いフレームに決めたのですが、
当初のセット物と違い、随分高い買い物になってしまいました。
自分が気にいって買った物だから、晴れがましい気分ですが、
家に帰ってなんて言おうかと考えるとちょっと気が重いのです。
パプアニューギニア シグリ農園と「きっぱりと冬が来た」です。
シグリの豆はちょっと深煎り気味にすると柔らかな苦味が出て
おいしいのです。こんな苦味はなかなか出ないのですよ。
豊かな香りと柔らかな苦味、ちょっとチョコっぽい風味、
マンデリンとはひと味違う上質な苦味を
この冬、ぜひお楽しみ下さい。
生産国 パプアニューギニア
農園 シグリ農園
品種 アルーシャ、ティピカ
標高 1500m
年間雨量 2200mm以上
土壌 火山灰性の黒土を含んだ肥沃な土壌
焙煎度 シティーロースト