コーヒーの事と雑多な話

白露の頃

488回目の限定焙煎はホンデュラス サンタロサと「白露の頃」です。

 

この夏は暑かった。

車に乗ってても日差しはきつく、エアコンが動いていても日陰が恋しかった。

いつもなら暗く狭いアンダーパス内での信号待ちは鬱陶しかったが、

この夏はまるでオアシスのように感じたものだ。

 

例えば地元の宇宿地下道はちょっと長めで、交通量も多い。

3回、4回の信号待ちはざらでウンザリしていたものだが、

今年ほどこの地下道から出るのが億劫だった事はない。

 

数回の信号待ちの後、

最後の信号待ちはどうしても地下道から出て交差点まで100m程の間、

ギラギラの太陽もとで天日干しのような信号待ちをしなくてはならなくなる。

 

地下道に入った時の「あーやれやれ」が、

違った意味での「あーヤレヤレ」になって、

天日干しアジならぬ天日干しのジジィになってしまうのだった。

今回はホンデュラス サンタロサ と「白露の頃」です。

 

サンタロサはホンデュラス西部、

グアテマラとサルバドル国境に接するコパン県の中心市

サンタロサ社がこの地域の土壌が豊かなので、この地区の豆を買い付けたのです。

ちょっと深めのローストでキャラメルやチョコのキャラクターが出て来ます。

今回はすこーし浅めのロースト、フルーティーな風味を残しながら

軽めのコーヒーに仕上げました。

 

生産国 ホンデュラス 

生産地 サンタロサ デ コパン周辺

高度 1400~1700m

生産者 Benefico Santa Rosa社 

精製 ウオッシュド

品種 カトゥアイ イカフェ90