コーヒーの事と雑多な話

木綿のハンカチーフ

この季節になるとお母さんと息子さん、あるいはお嬢さんが

店にお見えになることが多くなります

 

大体、常連さんのお子さんが多いのですが

都会の大学に進学するので、子供がここのコーヒーを

買っていきたいというので持たせる、あるいは送る、という

泣けてきそうな話が良く出ます。

 

小さかった子がこんなに大きくなって月日の経つのは早いものです

昨日も東京の大学に行くという親子が見えました。

 

「体に気をつけて、行ってこいよー」

と声をかけましたが、やはりちょっと寂しいものがあります。

何だか「木綿のハンカチーフ」みたいですが

そんな恋の話でもないし、

前途洋々の若者に

私は木綿の手拭いでも振って応援する事にします。

ふと気がつけば、年寄りばかりのような町が増えて
行くような気がします。