コーヒーの事と雑多な話

クリスマスブレンド

385回目の限定焙煎はインドネシア ガヨMtとクリスマスブレンドです。

「小さい」

あっという間にクリスマスの季節がやって来ました。

クリスマスで思い出すのはクリスマスケーキのどの部分を食べるか問題です。

自分が小さい頃、そして自分の子供達が小さい頃、

カットされたケーキのどれを選ぶかで毎年一悶着起きていました。

「お家が乗ってるとこ!」

「チョコのプレートとバラが乗ってるとこ!」

大きいだの小さいだの、煩い煩い。

あみだくじで決めても大人しく納得する事は無く、大騒動のイブでした。

やがておいしさの質を知るようになり、

今ではそれぞれが小さくても好きなケーキを食べるようになりました。

 

 試飲カウンターで二人の若いカップルが試飲をしている。

コーヒーを注ぎ一口、口に含み、小さな、溜息みたいな声で

二人同時に「おいしい」と囁いた。

大きな声での褒め言葉より、

自然に口から零れ落ちた「おいしい」がとても嬉しく、

ちょっと早いクリスマスプレゼントだと思ってそっと心に留めたのでした。

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さて、今回は

インドネシア ガヨマウンテンとクリスマスブレンドです。

今回ご紹介するコーヒーは、スマトラ島北部で生産されたガヨマウンテンです。

タケンゴンの30ちょっとの農家で作ってるオーガニックの豆

マンデリンと産地は隣り合っていますが、精製方法は、マンデリンに多いスマトラ式に対して、ガヨマウンテンはウォッシュドです。

そのため地域的な違いに加えて、精製方法による違いから、

マンデリンに近いようで近くない味を持つコーヒーです。

抽象的ですがマンデリンに比べ艶ややかで滑らか。

ローストもちょっと浅め。

滑らかな舌触りブラウンシュガーの様な風味、

豊かなコクでクリスマスケーキとの相性もぴったりです。

詳しくは

インドネシア ガヨマウンテンとクリスマスブレンド