まず訂正、昨日の宮下洋一さんは宮下純一さんの間違いでした。
書いてて何だかしっくりいかないなあと感じてたんですが。
さて、その宮下さんにコーヒーを出すときに彼の左手の方に
カップの取っ手が来るように出したんですが、
「逆じゃない?」と言われたんですが、直ぐに違う話題に移ったので
答えずじまいでしたのでここでお答えましょう。
現在の喫茶店やカフェではどのような提供するのか知りませんが
古来(定かではないけど戦前から)左側に取手だったんですね。
理由は砂糖とミルクを入れてから、左手で取っ手を掴み、
右手でスプーンでかき混ぜやすいようにです。
このようにすると手の動きがスムーズでかつ美しく見えます。
女性の方が左手で軽く取っ手を掴み、軽やかにスプーンを動かす様が
とっても美しく見えます。
動作がきれいに見える、すなわち作法だったんですね。
多分、今でもコーヒー屋さんはこのような形で提供されてると思います。