コーヒーの事と雑多な話

パナマ チェリーテロワールと甘露なぶれんど


駐車場風景

山野 中 42歳男性、買い物を済ませエスカレーターで駐車場に出る。
欲しいバッグは買えたが、店員のぞんざいな態度に腹を立てていた。
(適当にあしらわれたような気がして早々に店を出て来たのである)
ふと気が付くと、後ろの方からゆっくり黒い車がついて来る。
ハイブリット車なんだろう。音も立てずにストーカーみたいだ。
俺が帰ると思って付いて来るんだな。
要領のいいヤツを見たら余計に腹が立って来た。
用もないのにトランクを覗き、ドアを開けるとゆっくりとシートベルトを着け、
のんびりと携帯を覗く。
全てがスローモーションだ。


秋野 光  22歳女性、午前11:00、三連休という事もあってショッピングモールの駐車場は大混雑だ。
友達との待ち合わせ時間はとうに過ぎている。
こんな事だったらもっと早く出てくるんだった。
キョロキョロしていると少し先の方でおじさんが手招きしている。
これから出る所らしい。「やったー!」とっておきの笑顔で「ありがとう」を言って
慎重に車を止めた。


平田 広 34歳男性、車の中は退屈した子供達が喧嘩を始めた。「やめなさーい!」
女房の甲高い声が余計にうるさい。早く車を止めないと大変な事になりそうだ。
男が一人キーを持って歩いている。「しめた」と思い彼の乗り込んだ車の側で待つ。
が、一向に動かない。苛立ちが募る。
ルームミラーで後ろ見ると、一台の車が出て行った。
後から来た女の子がすかさず駐車を始めた。
何てこった!車の中は修羅場と化していた。
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パナマ チェリーテロワール
甘露なブレンドです
前々回はコスタリカ ワイニーでしたが今回は
パナマのチェリーテロワールです。
ワイニーとチェリーですが同じナチュラル精製の豆。
生なのに袋を開けた途端、フルーティな独特の香りが
ありました。コスタリカより強い香り、フルーツのような
紅茶のような。これがこの豆の特徴です。パナマの
ナチュラルは初登場。この個性的な香りと柔らかなコク、
フルーティーな酸が柔かい風味の中でうまく調和しています。
中米の中でも穏やかなコーヒーです。
パナマのナチュラル精製の豆は初めてなので
非常に楽しみです。ブラジルやイエメン、エチオピアは
ナチュラルが多いのですが、気候が全く違うため中米の
ナチュラルビーンはまったく風味が違います。
秋の夜長、ゆったりとこのコーヒーをお楽しみ下さい。
詳しくはhttp://www2.synapse.ne.jp/arakiya/