コーヒーの事と雑多な話

駐車場風景



三連休の混雑するショッピングモールの立体駐車場にて、
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アカリ22歳の場合。どこも止める所がなくてウロウロ、キョロキョロしていると、
前の方でおじさんが手招きしている。どうも今から出るからここに止めなさい、という事
らしい。とっておきの笑顔でありがとうと車を止めた。
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浩一 42歳の場合、買い物を済ませ駐車場を歩いていると、ハイブリット車が静に後ろを
付いて来る。音もなくだからストーカーみたいだ。「俺が帰るから付いて来るんだな」
そう思うと腹が立ってきた。ゆっくりドアを開け、のんびりベルトをする。携帯を覗く。
全てがスローモーションだ。
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広 38歳の場合、止める所もなくウロウロしていると、退屈した子供達が喧嘩を始めた。
女房が甲高い声で叫ぶ。早く止めないと大変な事になりそうだ。キーを手にした男が
歩いている。彼の乗り込んだ車の側で待つ。が、一向に動かない。苛立ちが募る。
ルームミラーで後ろを覗くと、一台の車が出て行った。すかさず後から来た車が
駐車を始めた。「なんてこった!」車の中は修羅場と化した。