昨日の限定焙煎の絵に出ていた焼酎はこれ
左が「熟柿」コクがあり、芳醇な香りが甘く、お湯割りにぴったり
右は「むろか」無濾過の八千代伝
白濁していてどぶろくみたいですが、とっても軽やかで焼酎に慣れない人でも
おいしく飲めると思います。
オンザロックか水割りがうまいです
限定らしく封を開けず大事にとってあります、夏向きなので今年の夏に
飲もうかなと思ってますが、私は下戸なので空になるのは来年かも。
418回目の限定焙煎はカメルーン カプラミジャバとダンディーパパブレンドです。
「はじめてのおつかい」という45年前に出た余りにも有名な絵本があります。
5歳の女の子がお母さんに頼まれて牛乳を買いに行く話で、TV番組同様、色んな困難に遭遇する話です。なんといっても林明子さんの絵が素晴らしい本。
ところで我が家の初めてのお使いは、親に頼まれもしないのに勝手に買い物した話。その時、彼は小学1年生、その日は日曜日で店は休み。
私は店で生豆を選別機に掛けていて、ふと外を見ると彼が小走りに何処かに行く所でした。
何か企んでるような浮かれた表情です。
暫くすると満面の笑みで帰って来ました。
何故か手にはスーパードライの350ml缶。
絵本の表紙絵同様、達成感一杯の笑顔です。
そのビールは夕食のお供に出て来ました。
その日は父の日で、彼がおこづかいで買ってきたプレゼントだったのでした。
頼まれもしないのに自分のお金でビールを選んで買って来るなんて
凄いなと親ばか丸出しで感心したのでした。
こんな買い物が出来たのも当時、秋広商店という個人商店があったお陰で、
今のコンビニでは「20歳以上の方はタッチして下さい」と言われて
悄気るのがオチなんだろうなとビールを飲みながら思うのでありました。
今回はカメルーンのジャバ、ニカラグアではジャバニカと呼ばれる品種、
いわゆるエチオピアモカの事です、ロングベリーとも言われます。
味もモカに良く似ています。
エチオピアに比べもう少し野性的な味でボディーがあります。
明るい印象の柑橘系の風味で飲み易い豆です。
中煎りで酸味や苦味はなくマイルドです。
6月の父の日月間のブレンドです。
詳しくはこちら
次の限定焙煎はカメルーンのカプラミ協同組合のジャバです
ニカラグアではジャバニカとも呼ぶロングベリー種の豆です。
左がジャバ、右がエチオピアのアビシニアン(原種)
ジャバは細長いのが特徴、だからロングベリーともいうのですが。
因にジャバはエチオピアから広まった豆です。
エチオピアよりコクがあります
よく似た風味ですがカメルーンの方が土を感じるというか、
より野性的なカップになります。個性的で私は好感を持っていますが
野性的と書くと怖じ気づきますか?
大丈夫!とっても明るく飲み易いマイルドコーヒーですから。
エチオピアもニカラグアもカメルーンもロングベリーの特徴は共通していて
明るい印象の香りと味、とってもフルーティーです。
個性的なカメルーン、お楽しみに〜
417回目の限定焙煎はパプアニューギニア シグリと五月雨ブレンドです。
いつの間にかコーヒーの幟のたもとに万年草の小さな群落が出来上がっている。
まるでカバープランツのようで、小さな星形の黄色い花がかわいい。
雑草と呼ぶには忍びなく、横文字でセダムと言い換えると一気に上級植物です。
ところで万年草同様、知らない内に生えて来た植物が幾つかあります。
南天や千両、万両が代表格で、小鳥達が落として行ったのでしょう。
時にはとんでもない草や木が生えて来るのでほっとくとオオゴトになります。
勝手にブロックの隙間から侵入してくる図々しいカヤも来ます。
しぶとい植物です。
地下茎が深いのでなかなかに手強く、
生えて来る芽を掘り上げる事で対抗してるけど
泥縄式の対応策だから完璧に取り除くのは諦めています。
そして今、空を見上げ、
鳥達がコーヒーの実を食べて落としてくれないかと、
じっと待っているのであります。
梅雨を吹き飛ばすやや深煎りのコーヒーです。
シグリはちょっと深煎りにすると
コクと柔らかい苦味の、このコーヒーの良さが出ます。
今回はパワーのあるコーヒーで梅雨の鬱陶しさを吹き飛ばすゾ。