たぶん377回目の限定焙煎は、
「長靴」
大人になってからというもの、長靴を履くのは洗車の時と庭仕事の時だけになった。
思い返せば長靴と人生で一番仲良かった時期は小学校低学年の頃だと思う。
今でも思い出すのは梅雨が明ける頃、
朝、雨が降っていたので長靴履いて登校したのに帰る頃には晴れ上がり、
空には夏の太陽がサンサンと輝いている。
というような事が良くあった。
大きくて重いブカブカの長靴は直ぐに無用の長物となり、
短靴（懐かしい響き！）で来た子が羨ましく、自分のブカブカ長靴が恨めしい。
デコボコ道路の大きな水溜まりがあるとその存在価値を確認するように
バシャバシャと歩き回り一時の憂さを晴らす。
しかし、人生うまく行かない物で、デコボコ道は直ぐにコンクリの舗装道路に変わり、苦痛そのもののお荷物長靴を脱ぎ裸足で歩く。
もう夏ですからコンクリート道路は熱い！
しかし、人間万事塞翁が馬、
ちょうど良い地点に地下水を汲み上げる農業用水のポンプ小屋があり、
そこで長靴に水を満たし、そっと足を入れるとヒンヤリしてとっても気持ちがいい。
そのままガバゴボと音を立てながら家に帰るのが夏の長靴情景です。
爽やかな海風の吹くコーヒー、
カリビア～ンな味わいの豆です。どんな味かと申しますと、
浅煎りにローストしているのに酸味はなく、
軽やかで後味爽やか、ナッティーな風味。
夏向きのすっきりコーヒーです。
酸味は気になりませんから
後味がいいのですよ。これで大暑も乗り越えれます。
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