着々とカセットテープのデジタル化が進んでいる。
8倍速で行きたいところだがそこはアナログ音源だから
音楽を聞きながらしか録音出来ない。
テープの最後の方に来ると突然、別のアーティストの曲が流れたりして
なかなかスリリングで面白い。
今となっては誰の演奏か分からないのもあるし、このアーティストの後に
これを入れるか?と思うような物もある。
例えばビルエバンスの後に藤原 真理のチェロでナウシカが入ってたりするのである
きっと空白のままが嫌だったのだろう。(このCD自体は大変いい出来だと思う)
A面は上手にフェードアウトしているのもあるが、大抵ブチッと曲が途中でぶち切れていて、B面にまたその曲が初めっから入っている。
B面最後のニッチな部分に色んな曲が挿入されているという塩梅なのである。
そのニッチな曲達は、人から借りたCDがイマイチで録音する程でもなかったのを
そこに入れたみたいなのだ。
だから今となっては、その演奏が誰なのか分からないのも多いのである。