私は人の顔を覚えるのが下手なのです。
でも、ご年配の方は覚えられるんですが・・・
良くこういう失敗をします。
例えば、家族で来店される。あるいは夫婦で来店される人がいるとします。
その後、奥さんが良く店を利用されて、時々ご主人もお見えになる。
(便宜上、ご主人という表現をさせて下さい)
この時、「アーあの方のご主人かな」とおぼろげに思うのです。
こんな事が何回かあるうちにしっかり思い込んでしまうのです。
ある時に「この前ご主人が見えましたよねー」というと話がまったく
噛み合わず、自分の思い込みによる勘違いで、全く違う人という事が分かり、
恥ずかしい思いをします。
今まで何度かこんな事がありました。最近では「多分」や「だったよね」
でお客様と話をしなくなりました。
「ちょっとあの話をふったら面白いかも」と思っても自分の思ってた人と
違ったらまずいなーなんて思ってしまうのです。
「この前のシナモンティーどうでした?」
「えっ?私シナモンティー買ってませんよ」という風になりそうで。
その所為で最近、無愛想になったような気がします。
あの人によく似てる、と勝手にこっちが思っていても
並べば明らかに違う人なんでしょうけど、間違って覚える人って
どこか雰囲気が似てるんでしょうね。