六月になるとシロアリが何処からともなく飛んできます。
雨の上がった今日がその日でした。
毎日飛んでくるという事はなく、六月のうちのほんの二、三日で、
雨上がりの日が多いようです。
いつもならコウモリがいっぱい飛んで来て食べてくれるのですが、今日は姿が見えず、
シロアリ共はやり放題。羽アリが飛んで来たときは「あー、羽アリさん」とまだ
「さん」付きで呼べますが、シロアリに関しては「てめーアリに化けたゴキブリヤロー、成敗してやる!」となるのです。
で、私は一年の内、数回しか使わないシロアリ用のスプレー缶を持ち出して「プシュー」といつもやる訳ですが、今回いくら押してもその「プシュー」が出ないではないですか!
一生懸命押して出たのは薬剤が数滴、ポトッと落ちただけ。
どうも買って長年経過したため、中のガスが抜けているようです。
シロアリどもは店の中に入ってくるわ、羽を脱いで這いずり回るわで大変です。
でも、店にはもう一つ、「ルーチョンキ」(懐かしい響きクレージーキャッツでしたか)が置いてあります。
これは蚊をやっつけるための物ですが、効きました。さすがです。
日曜日はルーチョンキでイラガも退治しました。
しかし、手に付いたシロアリ用の薬剤の臭さに、私の方もやられてしまったのでした。