企業の学生への説明会が始まった
今年も人手不足で就職は売り手市場とニュースで言っていた。
この手のニュースを見るといつも同じ歌のワンフレーズを思い出す
「運がいいとか、悪いとか、人は時々口にするけど
そういうことって、確かにあるとあなたを見ててそう思う〜」
これはグレープの無縁坂のワンフレーズ、ちょっとシーンは違うけど
うちの子が学生の頃の就活と比べて感慨に耽るのだ。
彼等の時はリーマンショック直後で氷河期(最近聞かなくなった)だった。
自分の所為ではないのにまるで自己否定されたようで、みんな暗い顔をしていた。
彼も例外でなく、面接までいくけど最後でなかなか採用にならず、
いい加減うんざりしていたのだろう
最後に受けた会社に
「ここがだめだったらもう大学院に行きます」
と啖呵を切ったらしい。
それが良かったのかどうか知らないが、無事にその会社に採用になって
今もそこで元気に働いている。
ほんの数年の差で随分環境が変わった。
一人の努力でどうのこうの出来る物でもなく、やっぱり運がいいとか悪いとか
言ってしまうのである。